作品

神様に恋しちゃう?!『神様のウロコ』はイケメン龍神との人外との恋愛奇譚

イケメンすぎる神様×強気な主人公にどハマりしてしまうこと間違いなし!龍神・鱗からの猛アプローチを受け、引き気味の主人公・智治。じわじわと近づいていく二人の気持ちから目が離せない、人外モノの恋愛奇譚『神様のウロコ』をご紹介します。

『神様のウロコ』とは?ストーリーや作者

『神様のウロコ』は、日ノ原巡先生による異種間BL作品です。2019年12月に一巻、2020年に二巻が発売され、これから三巻が発売予定です。

小説家の智治は、新作の執筆に行き詰っていた。祖母との思い出が詰まった故郷の田舎に帰ることにした智治。田舎の駅前には、和服に白髪という不思議な風貌の男・鱗が倒れていた。思わず鱗を助け、何をしていたのか尋ねると、『嫁』を待っているのだという。その『妻』とは・・・。思いもよらないドキドキな展開が智治を待ち受けています。

一巻では、智治に拒否されることが燐の日常だったのが、二巻で二人の距離が一気に縮まるシーンは見どころです。エロ以外での言葉のやり取りによる甘いシーンも最高に萌えます。

『神様のウロコ』の魅力

『神様のウロコ』は、美形の龍神×男嫁候補の人間が織りなす、異種間恋愛奇譚です。
ビビるくらいエロいのに、ストーリーも思い切り楽しめる作品です。特に、中々落ちない受けが好きな方にはおすすめです。じれったい二人にヤキモキする場面も多いのではないでしょうか。

智治に好きになってもらおうと必死の鱗が可愛くて、つい応援したくなりますよ。
龍神の嫁なんて絶対嫌!と言いつつも、智治は健気な鱗に徐々に心を許していきます。

絵も綺麗で読みやすいです。綺麗な表紙イラストはもちろんのこと、日ノ原巡先生が描くキャラは攻めも受けも色気があり、つい目が奪われてしまします。また、可愛い動物キャラが随所に登場して和みます。そのキャラが実は重要な役割を担っていることがあり、驚かされることが多いです。

段階を踏んで進んでいくストーリーは見どころたっぷりです。

私が『神様のウロコ』を読んだ感想5つ

    ①あの手この手で好きになってもらおうとする鱗が可愛い!つい感情移入しちゃう。
    ②ヤキモチやきの鱗がツボ。智治が自分以外のものに興味を持つのが気に入らない!
    ③追いかける鱗、逃げる智治。あることがきっかけで立場が逆転して?!
    ④やっと結ばれる二人。でも、生贄としての行為で智治は傷ついて……?!
    ⑤鱗との契約を結ぶ道をとるのか、「縁」を経つ道をとるか・・・智治の告白

①あの手この手で好きになってもらおうとする鱗が可愛い!つい感情移入しちゃう。

あの手この手を使って好きになってもらおうとする鱗。可愛すぎて、つい感情移入して応援したくなります。
燐は恋愛相談にのってくれる相手を見つけ、恋バナに花が咲きます。そこで、大事なことは自分のしたいことじゃなく、相手がしてほしいことを探すことだと知り、智治にある手料理を作ってあげます。
やっと智治の笑顔が見れた鱗は、気持ちが昂るのを感じます。このときの智治の表情が艶っぽくて、鱗に同情します。

②ヤキモチやきの鱗がツボ。智治が自分以外のものに興味を持つのが気に入らない

ヤキモチやきの鱗は、智治が自分以外のものに興味を持つのが気に入りません。智治が思いもよらぬ提案をしてくれるけど、それを却下してまで自分のほうを向いてもらおうと必死です。
一途でかいがいしい鱗に少しずつ智治の心に変化が起こります。最初は拒否しまくっていた智治なのに、鱗の努力の賜物ですね。燐も、もっと智治の笑顔を近くで見たいという気持ちが抑えられなくなります。
一見、二人の関係は順調に進んでいるように見えるのですが、これから思いもよらない事態が待ち受けています。

③追いかける鱗、逃げる智治。あることがきっかけで二人の立場が逆転して?!

追いかける鱗、逃げる智治。あることがきっかけで二人の立場が逆転します。あんなに能天気で底抜けに明るかった鱗が、急に遠く感じて・・・
同じ家にいながらも、何をしているのか気になってつい姿をさがしてしまう智治。そんな自分の気持ちの変化に戸惑います。あるキャラが、智治を見かねて助け舟を出してくれ、そこからエロ展開に向けて一気に話が加速していきます。
二人の感情がどんどん高まっていくのが手に取るようにわかる、読者もキュンキュンする展開が繰り広げられます。

④やっと結ばれる二人。でも、生贄としての行為で智治は傷ついて・・・?!

やっと結ばれる二人ですが、生贄としての行為で智治は傷つきます。生贄が怖がらないように智治のことを思ってのことだったのですが、すれ違う二人。そこで智治がとった行動は、意外なものでした。
行為が進むにつれ鱗の〇〇が性感帯なのも判明し、ドキドキな展開に。
二人はこれからどうなっちゃうの?!とすごく気になり、続きが読みたくなります。
今までエロ要素が全くなく進んできたのに、ここにきてドカンと思いっきりエロいです。私を含め、この瞬間待ちわびていた人も多いのではないでしょうか。
鱗の普段はぽやぽやしてるのに、実はめちゃくちゃ男の喜ばせ方を知っていて、そこのギャップにも悶えます。

⑤鱗との契約を結ぶ道をとるのか、『縁』を経つ道をとるか・・・智治の告白

鱗との契約を結ぶ道をとるのか、『縁』を経つ道をとるか迷う智治。燐は、智治からの告白を受け、もちろん喜びます。でも、嬉しい気持ちに反して、人として生きたいという智治の思いを知ってるので辛そうです。
相手のこれからと自分の思いを天秤にかけて苦しむ二人。
せっかく両想いになって結ばれたのに、二人はどうなっちゃうの?!とストーリー展開から目が離せません。切ないけど甘い。甘いけど切ない。そのさじ加減が絶妙です!
『神様の鱗』をきっかけに、人外×人間にハマってしまう方も少なくないのではないでしょうか。異形モノやファンタジー好きの方にもおすすめです。ファンタジーの中でも、リアル寄りのファンタジーなので、感情移入しやすいです。
二人の幸せを願わずにはいられない、まさにそんな作品です。

『神様のウロコ』が読める電子書籍サービスは?

Kindle
イーブックジャパン
ブックライブ
紀伊國屋書店
リーダーストア

まとめ:

日ノ原巡先生の『神様のウロコ』は、龍神と人との恋路を切なく描いた作品です。絵が綺麗なのはもちろん、二人の心の動きがとても丁寧に描かれています。続きが気になり、一巻、二巻と一気に読み進められますよ。
甘々な神様と、強気で色気のある主人公の関係に魅了されてしまうかもしれません。二人の距離が縮まったかと思えば遠ざかって、もどかしい気持ちでいっぱいになります。
男である智治は、龍神の嫁となる覚悟ができるのか……龍神と人との恋路は一体どうなるんでしょうか。
ぜひ次巻でも、二人の関係を諦めないで、新たな道を切り拓く二人に会いたいですね。三巻では、智治の幼馴染司も絡んできそうな描写があったので、すごく気になります。もしかして司も智治のことを……?!
智治と司、鱗の過去もまだ明らかになっていない部分が気になりすぎます。三巻の発売が楽しみですね。