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灯先輩と氷河の大変な生活とは?コミックの魅力についてまとめてみました

いきなり紹介されたルームシェア相手は、好きな人ほどイジメたくなるツンデレな年下男子!
彼との出会いは「大変な生活」の始まりだった……!

先輩と後輩、素直になれない同士のじれったいルームシェア生活を描いた作品『灯先輩と氷河の大変な生活』を紹介します。

『灯先輩と氷河の大変な生活』とは?ストーリーや作者

『灯先輩と氷河の大変な生活』は、田中ボールさんのBLコミックです。
2011年8月からコミックアクアにて連載され、コミックスは全2巻発売されています。

ストーリーは、鈍感で奥手な先輩とツンデレで俺様な後輩の、ムズムズするほどじれったいやり取りが展開されるルームシェアラブコメディーです。

灯は美大3年生。いきなりルームシェア相手が出ていくことになり、代わりにフランス留学から戻ってきた19歳の氷河と強制的に同居することに。

ちょっと性的な言葉を聞いただけで顔を真っ赤にしてしまう、ピュアで単純な性格の灯。

対して氷河は、先輩の灯に向かって「マヌケ面、バカ、童貞のモヤシ」などと吐き捨てる、超俺様な性格!

売り言葉に買い言葉で、口を開けばケンカの絶えない二人でしたが、氷河は自分のコンプレックスを払拭してくれた灯に惹かれていくのでした。

しかし、思いとはウラハラに、灯に素直な気持ちを伝えることができず悪態をついてばかり。
実は氷河は、ツンデレをこじらせすぎて、好きな相手にほど素直になれず、ついいじめてしまう究極のあまのじゃくでした。

第一印象が最悪な灯と氷河の同居生活、素直になれない者同士の恋の行方は……。

『灯先輩と氷河の大変な生活』の魅力

『灯先輩と氷河の大変な生活』の魅力は、コミカルに描かれる氷河の脳内の葛藤シーンと、
じれったい恋の行方です。

この話、灯の目線でストーリーが展開するかと思いきや、メインは氷河の脳内の葛藤が描かれます。

灯のことを「好きだ!」と言おうとして出てきた言葉が「バカか!」になる氷河にはちょっと笑ってしまいました。

俺様なツン氷河と、脳内のピュアなデレ氷河のギャップがたまらなく可愛く、脳内の自分と会話する氷河の『脳内一人ツッコミ』にニヤニヤがとまりません。

自然と氷河を応援したくなります。

一方の灯は、単純で可愛さがありながらも、しっかりと芯のある性格です。

油絵制作に真摯に向き合う灯の姿勢を見て、氷河は「適当でいい」と思っていた自身の作品への向き合い方を改めます。

口には出しませんが、氷河の恋心には灯への尊敬も含まれているのです。

思っていることと真逆のことを言ってしまうために、かわいそうなほど葛藤を繰り返す氷河。

しかし、倒れた灯を必死に看病したり、感極まって自分から思わずキスしてしまったりと、行動はとてもピュアです。

そんな素直になれない二人のじれったい関係に萌えること間違いなし!

コメディー要素が多いストーリーなので読みやすいですし、読後はほっこりと優しい気持ちになれるような作品です。

私が『灯先輩と氷河の大変な生活』を読んだ感想5つ

『灯先輩と氷河の大変な生活』を何度も読み返している私が、作品の感想を5つにぎゅっと濃縮して説明します!

    ①コミカルなシーンと真剣なシーンのギャップに引き込まれる
    ➁灯の真っ直ぐな男気に心を動かされる
    ③俺様ツンデレな氷河の素直になれないもどかしさが尊い
    ④サブキャラやスピンオフ作品にも注目
    ⑤心に響く名セリフの数々

①コミカルなシーンと真剣なシーンのギャップに引き込まれる

『灯先輩と氷河の大変な生活』は、氷河の『脳内一人ツッコミ』をはじめとする、コミカルなシーンの多い作品です。

しかし、それだけではありまん。

氷河は天才の兄を持つが故に、自分が本気を出すのを躊躇したり、テキトーにやっているようにみせたり、どこか屈折した性格。

灯との恋愛でも自分の気持ちを言葉にできないばっかりに、ケンカや泣かせてしまうシーンも多いです。

そんな氷河を脳内の氷河や灯と一緒に応援したくなるのが、この作品の最大の魅力!

是非皆さんも、この作品のギャップを楽しんでくださいね。

➁灯の真っ直ぐな男気に心を動かされる

灯はピュアで何にも染まっていないのに、自分の軸を持っている魅力的なキャラクターです。

氷河との慣れない共同生活で、嫌だと言いつつどこか相手を気にかけている姿勢。
有名な兄を持つ氷河のことも色眼鏡で見ないで、1人の人間として話し向き合う。

そんな灯のピュアで真っ直ぐな姿は、読んでいる私たちにも勇気をくれます。

倒れても、泣いても、作品に真剣に向き合う灯の姿に、私も何度も心を揺さぶられました。

灯の何に対しても真面目に取り組む姿勢は、心から尊敬できるので皆さんにも是非読んでいただきたいです!!

③俺様ツンデレな氷河の素直になれないもどかしさが尊い

対する氷河は、一見余裕のあるハイスペックイケメンですが、中身はまだまだ脆い子どもです。(でもそれがこの作品のミソ)

自分と向き合ってくれる灯に、心は惹かれているのに口では「バカ、とろい」など、心にもないことばかり言ってしまいます。

作中も脳内のデレ氷河や、訳のフキダシだらけです。笑

そのせいで灯にもなかなか気持ちは伝わらず、いつもケンカばかリしてしまいます。

デレの氷河を見ている私的には、はやく「好き」って言え!頑張れ!!
と思うのですが、そこに至るまでのもどかしさも併せて楽しめる作品です。

④サブキャラやスピンオフ作品にも注目

『灯先輩と氷河の大変な生活』は、題名の通り灯と氷河がメインのストーリーです。

しかし、サブキャラまで注目するとより楽しく作品を読めますよ。

私のイチオシは、2巻で登場する、英介(えいすけ)ワンコ系イケメンで灯先輩が大好きな後輩君です!

英介の登場に焦る氷河。

ツンデレ猫タイプ(氷河)VSわんぱく犬タイプ(英介)による灯の取り合いが最高に!!
キャンとします。

又、1巻2巻どちらもスピンオフの作品が収録されております。

灯の同級生・ミドリと氷河の兄・吹雪のミニストーリーなのですが、実はこのお話に萌え死ぬファンも多いんです!!

田中ボールさんの作品が気になっている方は是非、サブキャラも併せてチェックしてみてくださいね!!

⑤心に響く名ゼリフの数々

『灯先輩と氷河の大変な生活』の魅力は、数々の名ゼリフです。

灯の真っ直ぐな言葉、氷河の不安定な心など、様々な心情が描かれている作品なので、その時その時のキャラクラーの言葉に重みがあります。

私が特に好きなセリフは、灯先輩のこのセリフです!

「真摯でもそうじゃなくても結局生きるのは大変なんだろう だったら俺は真摯なほうが好きだ」

氷河のこれまでの葛藤を救う言葉であり、灯先輩の真っ直さが伝わるセリフでとてもかっこよかったです!

他にも沢山の名セリフがあるので、皆さんの心に響くシーンを探していただきたいです。

『灯先輩と氷河の大変な生活』が読める電子書籍サービスは?

Kindle
イーブックジャパン
ブックライブ
紀伊國屋書店
リーダーストア

まとめ:俺様ツンデレ後輩と、単純で可愛い先輩のルームシェアコメディー

『灯先輩と氷河の大変な生活』は、美大生の先輩と後輩がルームシェアをしながら、自らの芸術と恋に向き合うラブコメディーです。

ツンデレをこじらせすぎた氷河は、兄や友人に灯を取られまいと嫉妬を募らせるも、たった一言、『好き』となかなか言えません。

灯も、鈍感さゆえに、氷河が自分を好きだという確信が持てず戸惑います。

『大変な生活』が『甘々な生活』になるまで、じれったくもずっと見守っていたくなるストーリー。

年下ツンデレ好きやコメディー寄りの作品が好きな方におすすめです。

コミックスは全2巻なので、サクッと読めます。さらに、描き下ろしで氷河の兄『吹雪』と灯の同級生『ミドリ』のスピンオフも掲載されています。

本編と合わせて楽しんでくださいね。