『青い羊の夢』とは? あらすじを紹介
『青い羊の夢』は、2006年8月に1巻が発売された、立野真琴さんのBLコミックです。最初に連載が始まってから16年、2015年発売の9巻で完結した長編ストーリーです。
かつて恋人だった女性を突然何者かに殺された、主人公の界。街を支配するサルトグループの幹部・ラーティが彼女の遺体から失われていた指輪を身に着けていることを知り、ボディーガードとなって彼に近づこうとします。
けれど、彼女の死の真相は界の記憶にあるものとは違っていて……。
それを知るころには、界は思惑があって近づいたはずのラーティからもう離れられなくなっていたのでした。
『青い羊の夢』にアニメがある?コミックアニメとは
『青い羊の夢』には、コミックをそのまま動画にした「コミックアニメ」というものがあります。
動画ですが音声はなく、マンガのコマを順に追うように動画化したものです。
マンガを1ページ1ページ読むよりも動画でお手軽に楽しみたいという方には、コミックアニメ版がオススメです。
『青い羊の夢』の魅力
『青い羊の夢』は、1巻から9巻まで続く長編ストーリーのマンガです。
抗争や戦闘でいつ死んでもおかしくない世界で、何度も危機にさらされながらも、界は大切な存在となったラーティを命がけで守ろうとします。
抗争の続くサルトとマイナのグループ、敵対する他の街の組織、街を敵視している連邦政府……そして、ラーティとは決して切り離せない相手の存在。
敵との関係も二転三転し、恋愛だけでなく組織や街の行方が読んでいてとても気になるストーリーです。
ハードな世界観が好きな方、しっかりとしたストーリーのある長編のBLを読みたい方には特にオススメな作品です。
人気の作品のため、2010年にはドラマCDも発売されています。
私が『青い羊の夢』を読んだ感想5つ
ここでは、私が『青い羊の夢』を読んでオススメしたいと思ったポイントを5つご紹介します。
①戦いの続く、シリアスな世界観に浸れる
アカツキの街で抗争を繰り返しているサルトとマイナの二つのグループ。
サルトのボスの死によって新たなボスに選ばれたラーティは、マイナや他の街を治める組織との争いを続けることとなります。
その最中にも繰り返される、元サルト四天王・ビハーンとの熾烈な戦い。
BL作品でありながら、死が身近な世界で戦いを続ける、シリアスな物語を堪能できます。
②お互いがかけがえのない存在になっていく姿にぐっとくる
平和な世界では決して出会えなかったラーティと界。
恋人の仇であると思い込んでいた時から、界はラーティの圧倒的な強さに惹かれていました。
ラーティの隣に立てるぐらい強くなりたい……そう願った界は、ラーティのために戦い続け、どんな目に遭っても命がけでラーティを守ろうとします。
ラーティもまた、周囲に対して嫉妬心をあらわにするほど界に執着するようになっていきます。
9巻の最後にようやくラーティが口にした言葉を、ぜひその目で確認して欲しいです!
③どんどん増えていく、魅力的なキャラクターたち
全9巻の間に登場する、数多くのキャラクターたち。
最初からずっと味方でいてくれるサルトの仲間たちもいれば、初めは敵対していたものの後に心を通わせていくキャラクターもいます。
敵味方問わず、多くのタイプのキャラクターの生き様が見られるのも『青い羊の夢』の魅力の一つ。
お気に入りのキャラクターを探してみるのも楽しいですよ!
④『Steal Moon』とのクロスも楽しめる
同じ作者のBLコミック『Steal Moon』は、同じ世界を共有している作品です。
『Steal Moon』以前を舞台にしていた『青い羊の夢』は、途中で『Steal Moon』内の事件を迎え、その後の展開が描かれます。
『Steal Moon』『青い羊の夢』それぞれ単品でも楽しめるようにはなっていますが、共通したキャラクターも後半には登場するので、両方読むとより楽しめると思います。
『Steal Moon』でハッピーエンドを迎えたカップルのその後も見られます!
⑤界とラーティ、マリアの複雑な三角関係が気になる!
『青い羊の夢』の最初から最後まで関わってくる重要なキャラクターであるマリア。
BL作品でありながら、彼女の存在なしではこの作品は成り立ちません。
終わらない殺し合いを続けるラーティとマリア。その二人どちらともに対し、強い想いで接する界。
複雑な三角関係の行く末にハラハラすること間違いなしです!
『青い羊の夢』が読める電子書籍サービスは?
Kindle
イーブックジャパン
ブックライブ
紀伊國屋書店
リーダーストア
まとめ:ハードな世界で愛し合う! ストーリー重視の長編BL『青い羊の夢』
立野真琴さんの『青い羊の夢』は、抗争の続く街で激しく愛し合う二人と、彼らを取り巻く世界を感じられる長編BL作品です。
愛憎に陰謀、様々なキャラクターの思惑が入り交じるストーリーは、9冊が短いと思えるほど夢中になれるはずです。
過酷な日々、辛い別れ、いくつもの危機があるからこそ強く結びつく界とラーティの物語を、ぜひご覧ください!
